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長崎県の医療史
戦後の医療史
昭和時代(61年〜64年)
61年
(1986)
長崎県医師会第115回代議員会、城谷勝明会長が再選される。県議補欠選、元県議の田浦 直(長崎市医師会)当選(2.23)。
長崎大学医学部附属看護学校閉校式、医療技術短期大学部へ発展的解消になる(3.8)。
長崎県医師会第116回代議員会(3.30)。
元県医師会幹事で俳人医師の下村 宏死去(4.21)。
北松中央病院新築落成式(5.11)。
長崎県医師会第117回代議員会・第39回定例総会(6.15 西彼杵郡西彼町オランダ村)。
長崎市夫婦川町周辺で真性赤痢患者発生、感染経路は町内の湧き水(通称トッポ水)で、赤痢菌検出のため使用禁止になる(8.4)。
その後赤痢患者16人(8.5)、更に増えて43人になる(8.29)。
日赤原爆病院、昨年8月から今年7月までの被爆者の診療概況、外来新患者数1万70人、入院患者867人、疾患別ではガンが21.0%を占め最多であった(8.6)。
長崎県医師会名誉会長、前県医師会長 瀧津久次郎の県医師会葬(10.14 長崎市茂里町法倫会館)。
62年
(1987)
長崎県医師会第118回代議員会(3.29)。
長崎県医師会地域保健委員会、本県の医療圏設定案を提出(5.16)。
長崎原爆被爆者の皮膚がん発生率と被爆線量との相関関係が高いことが長大原研内科と長崎放影研などの調査で判明(6.7)。
長崎県医師会第119回代議員会・第40回定例総会(6.14 東彼杵郡川棚町大安殿)。
長崎被爆2世の健康調査、2割強が貧血や腰痛を訴え、特に父母が近距離被爆者で被爆後4年以内に生まれた場合、8割近い人が病気に悩まされていることが判明(6.22)。
日本核医学会第27回総会、長大学長 瀧重信教授が被爆者に高率に甲状腺ガンが多いことを発表(10.1)。
長崎大学医学部創立130周年記念行事(11.12 医学部記念講堂)。
この年の医会の叙勲、勲五等光旭章・山田 彰(西彼杵郡)。
63年
(1988)
今村定臣(昭和63年4月1日〜平成8年3月31日)
(写真は今村会長)
長崎県医師会第120回代議員会、会長選で今村臣正副会長が次期会長に当選(2.28)。
長崎県地域保健医療計画(案)に対し県医師会、意見書を提出(3.15)。
長崎県医師会第121回代議員会(3.16)。
放影研の日米共同研究40周年記念式典(3.24 長崎市)。
長崎県医師会長に今村臣正就任(4.1)。
日赤原爆病院開設30周年記念式典・約520万人の被爆者を治療したと報告(5.20)。
長崎市医師会勤務医部会発会式(5.28 市医師会館)。
原爆投下直後、滑石郷平家地区の自宅を救護所に開放して、被爆者を使用した元海軍予備役軍医中佐の宮島武(当時56歳)が使った治療台や担架が見つかり遺族から国際文化会館に寄贈される(6.2)。
元長崎大学医学部長 佐藤純一郎死去(6.7)。
長崎大学医学部附属原爆後障害医療研究施設創立25周年記念式典(6.11)。
長崎県医師会第122回代議員会。第41回定例総会(6.19 諫早市グランドパレス諫早)。
長崎大学長選、土山秀夫元医学部長が当選(7.8)。
長崎県ガン征圧県民会議発足(8.3)。
原爆病院、昨年8月から本年7月までの1年間、入院患者数880人、うちガンによる入院患者が最も多く、全体の22.9%を占めていると発表(8.5)。

鳴滝のシーボルト記念館
(完成したシーボルト記念館)
厚生省、原爆被爆者健康管理センターを来年から3年計画で長崎市に建設することを決める(8.26)。
長崎市内で8人の食中毒患者発生。原因菌は腸炎ビブリオ菌(9.1)。
長崎市内で74歳の女性、疑似日本脳炎発生(9.2)、9.13現在、患者13人、うち真性8人・疑似5人で1人死亡。県、日本脳炎の多発で非常事態を宣言(9.12)。
元県医師会副会長の前田 実死去(9.14)。
北松浦郡江迎町の男性(57歳)が疑似コレラに罹患(9.28)、9.29国立予防衛生研究所の検査で真性コレラであることを確認。
9.−長崎市教育委員会、シーボルト記念館建設のため資料675点を収集。被爆者の無料ガン検診始まる(10.1)。
シーボルトの出身地・西ドイツ・ビュルツブルク市の市長・市議ら44人が長崎市を訪問、シーボルト記念館建設計画への協力を約束(10.6)。
長崎大の第10代学長に土山秀夫医学部教授が就任(10.11)。
大村市医師会臨床病理懇談会が日本医師会最高優功賞を受章、城谷勝明前県医師会長には日医優功賞(11.1)。
長崎市立市民病院で第1回病院まつりを開催(11.19)。
第4回長崎市民健康フェスティバル(11.20 長崎市民会館)。
この年、県医界の叙勲、勲三等旭日中綬章・片峰大助(長大名誉教授)、勲五等双光旭日章・江田不二夫(壱岐)、勲五等端宝章・大久保国夫(長崎市)。
64年
(1989)
昭和天皇崩御。1.7 平成に改元)
平日準夜急患診療所を市内新地町の長崎市医師会敷地内に開設(3.1)。
長崎県医師会第123回代議員会を長崎市茂里町の県医師会館で開催(3.26)。
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