実践的な看護師の基礎的能力と専門職としての自覚

教育目的

人間尊重を基盤とした豊かな人間性を培い、看護に必要な知識・技術・態度を身につけ、専門職業人として広く社会に貢献できる看護師を育成します。

授業時間・実習時間

 授業時間  8:40~16:20
 実習時間  原則として8:00~16:30

※講義は1日4コマあります。

※講義終了後でも、グループワークや技術練習などを自主的に行なっています。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定の方針(卒業生像))

第1看護学科では、次の能力を身につけ、かつ所定の単位を修得した学生に卒業を認定し、専門士の称号を授与します。

  • 看護の対象である人間を身体的・精神的・社会的に統合された存在として幅広く理解する能力を身につけている。
  • 対象を中心にした看護を提供するために、看護師としてのコミュニケーション能力を身につけている。
  • 人々の多様な価値観を認識し、看護実践者としての共感的態度及び倫理に基づいた看護を実践できる能力を身につけている。
  • あらゆる健康状態や多様な生活の場に応じた看護を実践するための、基礎的な臨床判断能力を身につけている。
  • 保健・医療・福祉システムにおける自らの役割及び他職種の役割を理解し、多職種との連携・協働のもと、看護を提供する基礎的能力を身につけている。
  • 看護実践者としての自覚と責任を持ち、看護の質の向上を目指し、自己を高めるために常に学習し、看護の追求ができる能力を身につけている。

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)

第1看護学科では、健康な人から病んでいる人まで様々な健康レベルの人に、また、地域・在宅から病院や施設に至るあらゆる場で「その人らしい健康的な生活を大切にするための看護」が実践できる人を求めています。

  • 人の気持ちや考え方を尊重し人間関係を築こうとする行動力のある人
  • 粘り強く学習を続けていける人
  • 柔軟な考え方ができ看護を探求していける人
  • 自己の生活を整え、心身ともに健康管理ができる人

資格

  • 卒業後は専門士の称号
  • 保健師学校・助産師学校への受験資格
  • 看護大学への編入が可能
  • 就職実績は官公立・総合病院など100%

第1看護学科 科長メッセージ

第1看護学科は、3年課程全日制の学科です。平成26年には1学年定員が40名から70名に増員され、210名以上の学生が在籍しています。

1年生は朝から夕方まで学校で学習します。その中に6日間だけ臨地実習があります。
2年生も朝から夕方まで学校で学習します。その中に9週間の臨地実習があり、臨地の場で学習する時間は増えます。
3年生は4月から12月まで、臨地実習の毎日です。
このように、看護を臨地の場で学習する時間が多いのが特徴です。それだけ対象者に看護を実践する力を身につけることを大切にしています。

看護という職業は、「生」と「死」という、人の一生の中で最も重要な局面に関わることのできる、魅力ある職業です。その看護という職業に興味・関心をもって入学をして頂けたならば、皆さんの力を発揮できる看護専門職を目指すことができるように看護教員は総力をあげて皆さんを支援していきます。

卒業後の状況

看護師国家試験合格率(学校評価に準ずる)
卒業後の進路状況

卒業後の主な就職先(県内)

主たる実習病院