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肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチンについて

肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌ワクチン(沈降7価肺炎球菌ワクチン) プレベナー が開始されました。
・肺炎球菌はよく出会う感染症の中で、その原因としてはもっとも重要な細菌です。
 肺炎、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症、髄膜炎などの感染症です。
 最近では、薬剤に対して耐性をもつ「多剤耐性肺炎球菌」が増加傾向にあり、
 治療が困難な重症な症例が増えてきています。
 これまでは65歳以上の高齢者用の予防接種がありました。
・今回開始されたのは、2カ月から9歳までの小児用の肺炎球菌ワクチンです。


●接種スケジュール
接種開始の年齢
接種回数
接種スケジュール
生後2か月〜6か月
4回
1回目から4週間隔で2回目
2回目から4週間隔で3回目
3回目から60日以上の間隔で4回目
生後7か月〜1歳未満
3回
1回目から4週間隔で2回目
2回目から60日以上の間隔で3回目
満1歳
2回
1回目から60日以上の間隔で2回目
2歳から9歳
1回
 

(2011年1月〜)
子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンが無料になりました。


【桜町健康通信】URL

http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/kenko/kosodate/vaccine.html

ヒブワクチン
ヒブというのは、H i b ; インフルエンザ菌b型のことです。細菌の名前です。
冬の風邪のインフルエンザウイルスとは異なります。紛らわしいですね。
この細菌であるH i b ですが、主に5才以下の子ども達の重大な病気を引き起こすことで知られています。
特にこの菌による細菌性髄膜炎と急性喉頭蓋炎などの重症感染症です。
日本では、年間600人のお子さんが感染症を引き起こし、20〜30人が死亡。
100人が後遺症を残しています。欧米では90年代から定期接種となっており、東アジアで未接種だったのは日本と北朝鮮だけでした。


●接種スケジュール
接種開始の年齢
接種回数
接種スケジュール
生後2か月〜6か月
4回
1回目から3−8週間隔で2回目
2回目から3−8週間隔で3回目
3回 目の1年後に4回目
生後7か月〜1歳未満
3回
1回目から3−8週間隔で2回目
2回目のみ1年後に3回目
満1歳〜4歳
1回
1回目のみ
5歳以上
接種不要
 


生後2か月〜6か月 4回 1回目から3−8週間隔で2回目

3回目の1年後に4回目
生後7か月〜1歳未満
2回目の1年後に3回目
満1歳〜4歳 1回 1回のみ
5歳以上 接種不要


(2011年1月〜)
子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンが無料になりました。


【桜町健康通信】URL

http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/kenko/kosodate/vaccine.html

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