長崎市医師会
SARS情報
 

SARSとは?

 SARSコロナウイルスの感染によっておきる病気で、熱や咳、呼吸困難などの呼吸器症状、筋肉痛、下痢などインフルエンザに似た症状が特徴です。
現在までに世界の多くの国で患者が出ましたが、最近では主に中国(台湾も含む)、カナダなどを除くと終息の方向に向かっています。

どうやって感染するのでしょう?
 患者さんが咳やクシャミした時、または話してる時に飛び散る唾液、鼻汁から感染する「飛沫感染」、患者さんの唾液、鼻汁、便、尿などに触れた手指から目、鼻、口の粘膜を通して感染する「接触感染」が主な経路です。
感染していても、熱、咳など症状が出てないときは感染の可能性は少なく、症状が強いほど感染力も強いといわれています。また飛沫は1メートルくらいしか飛びませんので、3メートルも離れていれば感染の可能性は非常に低いでしょう。

感染を予防するには?
疑いのある人の3メートル以内に近づかないこと、「手洗い、うがい、マスク」などで飛沫感染、接触感染の経路を断つことが重要です。

長崎の医療や相談体制は大丈夫なの?
 県市ともに「SARS対策会議」を開いて、患者の受け入れ病院、搬送、病院での対応、市民からの相談に対する対応など整備を整えています。


<先ず動かずに、電話する>・・絶対に直接医療機関に行かない!!
 *症状がなくてもSARSが心配な方、不安がある方→迷わず保健所へ電話して下さい。

*発熱、咳など症状がある方→周囲の人に感染する可能性が高いので、すぐに、必ず保健所または医療機関(受け入れ医療機関がいい)に電話してください。

*受診する医療機関、受診する際の車、受診方法など指示、援助がなされます。

受入医療機関

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