病気一口メモ

長崎県小児救急(時間外)診療システムについて

東彼杵郡医師会    宮田 進

 


  長崎県下の小児(15歳以下)を対象とした平日の夜間や日曜日・祝日などの休日の診療システムについてお知らせします。

【小児救急電話相談】

 毎日午後7時から翌朝8時まで、#8000で経験豊富な看護士が急な病気への対処法や応急処置などについてアドバイスします。

【小児急病診療所】

 このシステムはあくまでも一次(初期)救急診療であり、一般の夜間や休日の診療所ではありません。早くから症状がある場合は、昼間に小児科やかかりつけ医を受信してください。お薬は原則として1日分もしくは休日分しか出ません。専門的な精密検査や治療が必要な場合には二次救急病院へ紹介されます。

(1)佐世保市立急病診療所

佐世保市梅田町7番6号
TEL:0956−25−3352
@日曜日・祝日・年末年始
午後10時〜午後6時(夜間はありません)
A平日(月曜日〜金曜日)
午後8時〜午後11時

(2)大村市こども夜間初期診療センター

大村市本町413番2
大村市こどもセンター
TEL:0957−54−9911
毎日準夜(365日)
午後7時〜午後10時

(3)諫早市こども準夜診療センター

諫早市永昌東町24番1号
健康保険諫早総合病院
TEL:0957−22−1380
毎日準夜(365日)
午後8時〜午後11時

(4)長崎市夜間急患センター

長崎市栄恵町2番22号
長崎市医師会館1階
TEL:095−820−8699
毎日準夜(365日)
午後8時〜翌朝6時

 

○ 次のような時は重い病気の可能性があり、急いで病院を受診されるように勧めています。

■ 生後3ヶ月以内の乳児で38.5℃以上の発熱

■ 5分以上続くけいれん

■ 嘔吐が続きぐったり

■ 呼吸が苦しく(ゼーゼー、ヒューヒュー)唇や顔色が悪い・・・など。

 

発熱下痢等の症状があっても、機嫌が良く全身の状態が良いなら、そんなに急いで受信する必要はありません。

 

 


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