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長崎市医師会看護専門学校
The Nursing School of Nagasaki City Medical Association

学校評価

長崎市医師会看護専門学校 第1看護学科自己評価

令和4年度自己評価

自己評価の方法と結果

厚生労働省による看護師等養成所の教育活動に関する自己評価指針を参考に評価項目を設定し、9つのカテゴリーからなる100項目について全学科の教員が回答しました。評価基準は「4:当てはまる」「3:やや当てはまる」「2:あまり当てはまらない」「1:当てはまらない」の4段階順序尺度で行いました。9つのカテゴリーの平均値を以下のレーダーチャートに示しています。得られた結果を学科別に分析し、改善点と改善計画を明示し取り組んでいます。

令和4年度自己評価結果・次年度改善策立案

自己評価(教員)
改善する項目

【Ⅲ:教育課程経営】〔6:教員の教育・研究活動の充実〕
 [33:自学科は授業準備のための時間をとれる体制を整えている]
【Ⅳ:教授・学習・評価課程】〔3:授業内容間の関連と発展〕
 [48:授業内容間の重複や整合性、発展性等が明確になっている]
【Ⅳ:教授・学習・評価課程】〔5:目標達成の評価フィードバック〕
 [55:学生および教育活動を多面的に評価するために、多様な評価の方法を取り入れ、目標の達成状況を明確に捉えている]
【Ⅶ:卒業・就業・進学】〔1 卒業時の到達状況及び卒業後の活動状況の把握〕
 [90:自学科は卒業生の活動状況を把握し、統計的に整理している]
 [91:自学科は卒業生の活動状況の分析結果を、教育理念・目的、目標、授業の展開に活用している]

改善する根拠

【Ⅲ:教育課程経営】の平均は3.2であるが、下位項目[33]の評価は前年に比べ改善傾向にある。コロナに対する規制も年々変化し、その変化に対応した実習や調整が求められた。実習前の体調確認、検査、記録など細やかな業務は継続している。在校生のオンライン授業の増加や臨地での実習時間の減少から知識の定着に至らないケースもあり、学生指導に時間を要すことも多かったと考える。
【Ⅳ:教授・学習・評価課程】に関する項目については、下位項目[48]は、前年より評価が低くなっている。昨年は第5次カリュキュラムが始まり、1年生は新カリ、2,3年生は旧カリと教員自身が重複部分に気づく機会も多かったのではないかと考える。
下位項目[55]については、当学科は学生からの授業評価だけでなく、教員間での授業参観、リフレクションもほぼ全員が行っている。しかし、「多面的に」「目標の達成状況を明確に捉える」ことができているか問われると、そこまで厳密さはないと考えた可能性がある。
【Ⅶ:卒業・就業・進学】に関する項目については、前年より改善傾向である。現在、看護教育研究に取り組んでいる。今後、調査結果を分析し教育に活かす予定である。

改善策

【Ⅲ】[33]については   
 ・業務の分担や教員間が協力し合える体制を整えていくことを継続し、個々の教員が時間のマネージメントに取り組む。
【Ⅳ】[48]については
 ・授業内容に関しては、関連のある授業を参観し、授業を計画する中でシラバスを活用し確認し合うことを心がける。
【Ⅳ】[55]については
 ・学生の授業評価のアンケートと筆記試験で目標達成状況を明確にできるようにする。【Ⅶ】[90]、[91]については 
 ・調査結果を分析し教員間で共有し教育に活かす。

自己評価(学生)
改善する項目

【教育課程】
 [15:臨地実習では、指導者と教員は協力し合いながら指導を行っている]
【学校生活支援体制】
 [31:進路選択への支援体制は整っている]

改善する根拠

【教育課程】[15]と【学校生活支援体制】[31]は、評価の値は前年より改善されている。
【教育課程】[15]については、臨地での実習が増えていることで、指導者と教員の協力体制がさらに必要であると考えられる。【学校生活支援体制】[31]については、3年間の進路に対する支援を、支援だと学生に認識されていないと考える。

改善策

【教育課程】[15]については
 ・臨地で学べる機会が増えるため、教員と指導者が指導のあり方や学習目標と学生の課題が乖離していることなどを、話し合いながら支援をしていることを、言語化することを意識して学生に伝えていく。
【学校生活支援体制】[31]については 
 ・合同就職説明会や実習病院の説明会を整えていることも支援であることを伝え、自分で決定できるようなキャリア支援体制を可視化する。

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