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長崎市医師会看護専門学校
The Nursing School of Nagasaki City Medical Association

学校評価

長崎市医師会看護専門学校 第2看護学科自己評価

令和4年度自己評価

自己評価の方法と結果

厚生労働省による看護師等養成所の教育活動に関する自己評価指針を参考に評価項目を設定し、9つのカテゴリーからなる100項目について全学科の教員が回答しました。評価基準は「4:当てはまる」「3:やや当てはまる」「2:あまり当てはまらない」「1:当てはまらない」の4段階順序尺度で行いました。9つのカテゴリーの平均値を以下のレーダーチャートに示しています。得られた結果を学科別に分析し、改善点と改善計画を明示し取り組んでいます。

令和4年度自己評価結果・次年度改善策立案

自己評価(教員)
改善する項目

【Ⅶ:卒業・就業・進学】〔1:卒業時の到達状況及び卒業後の活動状況の把握〕
 [84:自学科は卒業時の到達状況(教育理念、教育目的、教育目標)を捉える方法が明確であり、計画的に行っている]
 [85:自学科は卒業時の到達状況を分析している]

改善する根拠

【Ⅶ:卒業・就業・進学】の平均は2.3と低評価だった。卒業時の到達状況について、卒業時の進学・就職状況については統計的に整理できているが、卒業時の到達状況を計画的に分析し、期待する卒業時の卒業生像が、実際との比較において妥当かどうかを検討する分析まで至っていない。そのため、[84][85]はいずれも70%程度の教員が「当てはまらない」「あまり当てはまらない」と回答している。卒業時の到達状況を分析することは、カリキュラム評価に活用でき、教育理念、教育目的、教育目標の達成につながる。そのため今年度は卒業時の到達状況を捉えるための改善策に取り組み、今後は卒業生の活動状況に結果を活かしていく。

改善策

【Ⅶ】[84]については
 ・卒業生像と学年別到達目標について教員、学生双方向からの定期的な評価を実施する。
【Ⅶ】[85]については
 ・卒業時の到達状況の分析結果を教員間で共有し、教育方法の見直しと展開につなげる。

自己評価(学生)
改善する項目

【【教科外活動】
 [24:学年間での技術試験や交流会は、学年を超えた学びの伝達に役立っている]
【学校生活支援体制】
 [29:学校生活を円滑に送るための支援体制が整っている]

改善する根拠

 令和4年度は低評価を示す項目はなかったが、【教科外活動】[24]について、令和3年度より改善はみられたが7%程度の学生が「思わない」「あまり思わない」と回答している。技術試験や交流会における1,2年生を対象としたピアサポートアンケート結果では、「違う学年の学生の意見を聞く機会になるため学びの場となった」など肯定的な意見が多数みられた。引き続き、親睦を深めることで共に高め合う学校生活が送れるよう、教科外活動への取り組みを強化していく。
【学校生活支援体制】[29]について、令和3年度と同程度の11%の学生が「思わない」「あまり思わない」と回答している。第2看護学科は仕事と学業を両立しながらの夜間通学であるため、状況を考慮した上での支援体制が整うよう、今後も教員と学生間との積極的なコミュニケーションを図り、信頼関係構築に努め、個々に応じた対応を継続していく。

改善策

【教科外活動】[24]については 
 ・ピアサポートの充実を図るために教科外活動の時間を有効活用する。
 ・1年生と2年生の交流会では、学校生活について案内できる交流を新たに取り入れる。
【学校生活支援体制】[29]については、
 ・ピアサポート等学生間の交流をする際には、教員全員出席する。
 ・定期的な学生面談を学年横断的に全教員で分担し実施する。

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